![]() | 円朝 牡丹燈籠―怪談噺の深淵をさぐる (2009/09) 石井 明 商品詳細を見る |
(2009.9.15,254頁,\2,800〈本体〉)
三遊亭円朝の代表作「牡丹燈籠」を対象に、さまざまな切り込み方で縦横無尽に論じる。
![]() | 志ん生の昭和 (アスキー新書 121) (2009/09/09) 保田 武宏 商品詳細を見る |
(2009.9.10,アスキー・メディアワークス,173頁,\743〈本体〉)
はじめに
第一章 なめくじ長屋
〈震災まで/二足のわらじ/三語楼門下に/笹塚暮らし/なめくじ長屋/ラジオ初出演/改名の功なし/隅田川馬石/我慢と努力/再び志ん馬に/文楽の友情/落語睦会へ移籍〉
第二章 「火焔太鼓」
〈三名人競演と「火焔太鼓」/全国放送と雑誌の速記/金原亭馬生襲名/レコード吹き込み/落語研究会/二・二六事件/さらば落語睦会/次男・強次誕生〉
第三章 ああ、満州
〈古今亭志ん生襲名/禁演落語/独演会/満州行き〉
第四章 「お直し」
〈帰国/三題噺/民間放送/「お直し」/全盛時代/巨人軍優勝祝賀会/三十一日会と精選落語会/隠居〉
おわりに
志ん生のホール落語出演記録
志ん生の放送出演記録(落語のみ)
今年度の落語関係著書の白眉!
今後の志ん生に対するコメントは、まずこの1冊を踏まえるところから始められなくてはならない。
我々が、音源で知っている志ん生なんて、彼の噺家人生の後半三分の一に過ぎないんだ。
志ん生が、震災後から終戦前後の落語界の状況の中で、どのように芸を磨き、地位を確立していったかが、確実な資料を基に記述されて行く。志ん生個人の評伝としてだけでなく、昭和前半期の落語史としても、きわめて貴重。
情報ソースを集成した資料編みたいなものを出してもらいたいけれど、無理かなぁ。
![]() | 五・七・五―句宴四十年 (2009/07) 東京やなぎ句会 商品詳細を見る |
(2009.7.17,258頁,\2,000〈本体〉)
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(2009.8.30,94頁,\2,667〈本体〉)
帯に曰く「談志、歳をとった。最期まで狂え。 立川談志」。
![]() | 三遊亭円朝探偵小説選 (論創ミステリ叢書) (2009/06) 三遊亭 円朝 商品詳細を見る |
(2009.6.30,516頁,\3,200〈本体〉)
創作篇
西洋人情話英国孝子ジョージスミス之伝
侠骨今に馨く賊胆猶ほ腥し松の操美人の生埋
欧州小説黄薔薇
雨夜の引窓
指物師名人長二
資料編
「名人長二」になる迄―翻案の径路(馬場孤蝶)
親殺しの話(有島幸子訳)
解題(横井司)
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(2009.6.19,115頁,\2,286〈本体〉)
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(2009.6.10,346頁,\1,800〈本体〉)
面白い。いいです。新作落語論として、今のところ最高水準なんじゃないでしょうか。
![]() | 創作落語論 (河出文庫) (2009/06/04) 五代目 柳家つばめ 商品詳細を見る |
(2009.6.20,246頁,\800〈本体〉)
各章ごとに夢月亭清麿・大友浩による解説が付され、巻末には2人による対談解説。
![]() | 2009 東京落語家名鑑 (2009/04/22) 瀧口 雅仁 商品詳細を見る |
(2009.4.27,222頁,¥2,000〈本体〉)
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(角川書店,2009.3.25,221頁,\541〈本体〉)
まえがき
春
湯島・本郷「片足ァ本郷へ行くわいな」
千住・王子「人間には気をおつけ、馬の糞かもしれない」
麹町「麹町にね、サルお邸の旦那さまがあったんだよ」
上野「清水の観音さまィ、一生懸命信心してごらん」
向島「お花見で女の子が騒いでいるのはまことに風情のあるもので」
夏
亀戸「祈る神様仏様、妙見さまへ精進の」
両国「川開きの当日、両国橋は一杯の人出です。通りかかったたがやさん」
浜町「長谷川町の三光新道に常磐津歌女文字という」
深川「深川八幡の祭りがたいそうよくできたという評判で」
四谷・新宿「はて恐ろしい、執念じゃなァ」
秋
蔵前・神田「もうすんだか」
目黒「さんまは目黒にかぎる」
京橋・銀座「お奉行様という強い味方が付いていらァ」
日暮里・根津「ざっと拝んでおせんの茶屋へ」
谷中・根岸「また茶の湯か」
冬
牛込「目がうしろにありゃあウシロメの神楽坂だ」
品川・鈴ヶ森「心中の相手は金ちゃんに決めよう」
芝・高輪「酒はよそう、また夢になるといけねえ」
浅草「十八間四方のお堂に安置したてまつる聖くわんぜおん菩薩」
麻布「麻布絶江釜無村の木蓮寺に着いたときにはくたびれた」
あとがき/文庫版あとがき
![]() | 平成落語論─12人の笑える男 (講談社現代新書 1980) (2009/02/19) 瀧口 雅仁 商品詳細を見る |
(講談社,2009.2.20,250頁,\740〈本体〉)
はじめに
〈落語界の二十一世紀/“ブーム”というより「スタートライン」/「連」の中で〉
立川談春今、あらためて考えてみたいこと。談春はほんとうに名人なのか?
〈うまい、うますぎる!/落語そのものを、落語全体として/聴き手を選ぶ落語家/談春はほんとうに名人なのか/新たなる出発点『除夜の雪』〉
柳亭市馬落語の基準点。実は柳家小さんに一番近い落語家
〈市馬と落語、市馬と小さん/センターに位置する落語家/声よし、落語の作りよし、聴いていて心地よし…/わが道を進むべし〉
柳家花緑はたして花緑の落語はおもしろいのか?七代目小さんへの険しい道のり
〈花緑と「落語以外」/力の入れ方、抜き方/六代目柳家小さんを襲うべきだった/なぜ寄席が大事なのか〉
三遊亭白鳥落語界の救世主!?キーワードは、“われわれも体感する日常の緊張感”
〈他の追随を許さぬ吸収力と咀嚼力/白鳥の落語術/白鳥と三遊亭圓朝/作品に流れる緊迫感/高座姿勢のすごさ/「上下は自分で決めます」〉
立川志の輔“志の輔らくご”という、既存の落語を凌駕するボーダーレス話芸
〈伝統を現代に、そして大衆に/「志の輔らくご」の誕生/いまや大人気の「志の輔らくご」/落語の幅は果てしない/「私が地方出身者であったことが落語を変えることができた」/席亭の英断を望む〉
柳家喬太郎とどまることを知らない才能の泉は、実は緻密な博打打ち
〈喬太郎落語の“ほどのよさ”/タイトル付けの名人/練ること、捨てること/「僕は今、スランプ気味なんです」/聴き手として〉
春風亭昇太名言“落語は漁師”。だからこそ、『笑点』には染まらないでもらいたい
〈昇太の叫び、落語への叫び/師、春風亭柳昇/大喜利での役割/「芝居は農民、落語は漁民」/何ものにも縛られないという発想〉
林家たい平偉大なるマンネリズム『笑点』と林家一門が再生する将来
〈たい平が受け継ぐ林家の芸風/『芝浜』に期待/『笑点』のある種の罪/器用すぎて/今のうちに財産を/たい平は文化なのだから…〉
林家正蔵ただいま醸成中。襲名以降に見えてきた正蔵「らしさ」
〈志ん朝との再会、そして別れ/父・三平/小三治のコメント/ガラリと変わった〉
笑福亭鶴瓶狭くて広い落語界の中で、鶴瓶が次に打ち出す企画とは
〈鶴瓶の楽しさを味わうコツ/タモリ相手にトーク/「予定調和」でない「笑い」の上に起こる「驚き」/やはり原点は笑福亭松鶴/「私落語」/『死神』と『女の子別れ』〉
春風亭小朝小朝が用意する次の手の内とは?落語ファンが望む落語へのカムバック
〈相次ぐ成功の陰に/小朝のもつプロデュース力/やはり要職についてほしい/「六人の会」を支持したいわけ/襲名話と離婚騒動/圓朝の名は?/柳枝でどうだろう〉
「二世落語家」やっと出てきた将来性豊かな二世たち。有望な若手を先物買い
〈「坊ちゃん5」/三遊亭王楽―圓楽党期待の若手/林家いっ平―めざすは平成の爆笑王!?/二代目林家木久蔵―これぞ落語の若旦那/さらに圓楽党の有望株/まだいる二世たち〉
あとがき

























